判断を差し控えることについて

あり得ないと思われる、考えに出会ったとき、考えを差し控えることが有効なことがある。

自分が必ず正しく、相手が間違っていると頑なに信じることは、視野を狭める可能性がある。

一貫性というのは、美徳であると言われるが、それ以外の選択肢を思い浮かばないという想像力の欠如ともとらえられる。

少なくとも判断を保留にすることによって、意見を取り入れる余地が生まれる。

人間の知識は完璧なことはあり得ない。

少なくとも、意見に賛成できないにしろ意見を保留して白黒判断つけないことが大切なのではないか。

自分がなんでも知っていると思い込むのは傲慢の証拠であるし、これ以上学ぼうという意欲をなくしてしまう。

判断を差し控えることは、視野を広げ、学びを深める上で重要なスタンスではないだろうか。